

アートボックスとは?
JRタワーでは、コンコース、モール、駐車場、店舗などさまざまな場所に多彩なアートが共演しています。
JRタワーアートプロジェクトでは、5周年を機に第2ステージとして、若手アーティストの育成を目的としJRタワー東コンコースえき☆スタ横に「アートボックス」を設置いたしました。
「アートボックス」に展示する作品については、一般公募し、アワードを開催し、優秀な作品を表彰してまいります。
第1回展示作品として、「アートボックス」を広く認知してもらうことから2007年第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館選抜作家で、日本を代表する国際的なアーティストである岡部昌生氏のヴェネチア・ビエンナーレで展示したフロッタージュ作品「わたしたちの過去に、未来はあるのか」の“記憶のモニュメント”を展示いたします。
わたしたちの過去に、未来はあるのか
岡部昌生
- 1942年北海道根室生まれ
- 1977年よりフロッタージュによる制作を路上からはじめる。
- 1979年パリ13区に隣接するイヴリ・シュルセーヌに滞在、169点の「都市の皮膚」を制作した。
- 1986年広島市現代美術館開設準備室から「ヒロシマ」の制作委託
- 1987年、「ヒロシマ-8月の路上1987/88」の制作を開始。
- 1996年、パリのユダヤ人街で拉致の史実を刻む銘板を擦りとった「N‘OUBLIEZ PAS(忘れない)」を制作。1988年のオーストラリア、ヌーサにおけるフロッタージュ・コラボレーション以来、市民とのコラボレーションやワークショップを積極的に実施するほか、国内外の各都市での制作・展覧会活動を展開している。
- 現在、札幌大谷大学美術科教授