

アートボックスとは?
JRタワーでは、コンコース、モール、駐車場、店舗などさまざまな場所に多彩なアートが共演しています。
JRタワーアートプロジェクトでは、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、JRタワー1階東コンコースに「アートボックス」を設置いたしました。
2009年度からは、一般公募した作品の中から優秀賞に選ばれた作品を3カ月ごとに展示しています。
2011年度第4回目の展示作品(優秀賞)は、宮田章誉の「昭和初期の農村〜知恵と労力の開拓〜」です。
JRタワーアートプロジェクトでは、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、JRタワー1階東コンコースに「アートボックス」を設置いたしました。
2009年度からは、一般公募した作品の中から優秀賞に選ばれた作品を3カ月ごとに展示しています。
2011年度第4回目の展示作品(優秀賞)は、宮田章誉の「昭和初期の農村〜知恵と労力の開拓〜」です。
- 展示期間
- 2012年3月1日(木)〜2012年5月31日(木)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
昭和初期の農村〜知恵と労力の開拓〜
作者は、自身が過ごした昭和初期の開拓地での自給自足での生活や激しい労働の日々を想い起こし、トウキビの皮で作った素朴な像により、現代の人々が忘れ去ってしまった、額に汗水垂らして「食べる」ということの苦しさと尊さを表そうとしました。
仕事と肉体労働が固く結びついていた時代、生きることの切実さはとても強いものがありました。
作者は、必死で働く能力や技術が、今失われつつあるのではと感じ、自分は計り知れない価値のある時代を過ごしたのだ、と考えているのです。
仕事と肉体労働が固く結びついていた時代、生きることの切実さはとても強いものがありました。
作者は、必死で働く能力や技術が、今失われつつあるのではと感じ、自分は計り知れない価値のある時代を過ごしたのだ、と考えているのです。
宮田章誉(みやた あきよ) (2012年3月現在)
- 1943年 北海道留辺蘂に生まれ、農家に育つ。
- 2004年 会社定年退職
- 独学で自分の実体験をトウキビの皮で表現し始める。
- [ 受賞歴 ]
- 2006年 蒼樹会銅メダル(東京都立美術館)