

アートボックスとは?
札幌駅総合開発株式会社は、JRタワー開業以来「JRタワーアートプロジェクト」を展開しています。「アートボックス」は、その一環として、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、2008年からJRタワー1階東コンコースに設置した展示スペースです。公募作品から選定された優秀作品を、順次展示しています。
今年度、第4回目の展示は、東方悠平「ファッション/Fashion」です。
東方は、見慣れたイメージをモチーフに、それぞれの意味や文脈を、ユーモアを交えて組み変えるような作品やプロジェクト、ワークショップ等を数多く手掛けています。「アート」とナンセンスな「笑い」を激しく衝突させて、新しい表現を生み出している東方悠平の作品をこの機会に是非ご覧ください。
今年度、第4回目の展示は、東方悠平「ファッション/Fashion」です。
東方は、見慣れたイメージをモチーフに、それぞれの意味や文脈を、ユーモアを交えて組み変えるような作品やプロジェクト、ワークショップ等を数多く手掛けています。「アート」とナンセンスな「笑い」を激しく衝突させて、新しい表現を生み出している東方悠平の作品をこの機会に是非ご覧ください。
- 展示期間
- 2017年3月1日(水)~2017年5月31日(水)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
ファッション/Fashion
(作家コメント)
《循環する水を浴び続けるマネキン》が象徴するのは、
所有欲や消費欲を満たすことに浸りながら日々を暮らす私たちです。
冷戦終結以降に絶対的なものになった資本主義的な価値観の終焉は近く、
現在、政治経済や文化、宗教、教育、など多くの分野において
その歪みがさまざまな形であらわれてきていると感じています。
この作品では、資本主義的価値観の一つの要素でもあるグローバルと、
そのはるか以前から存在した、ローカルの象徴する《天狗》との衝突から、
これから生まれてくる新しい価値観について探ることを試みました。
《循環する水を浴び続けるマネキン》が象徴するのは、
所有欲や消費欲を満たすことに浸りながら日々を暮らす私たちです。
冷戦終結以降に絶対的なものになった資本主義的な価値観の終焉は近く、
現在、政治経済や文化、宗教、教育、など多くの分野において
その歪みがさまざまな形であらわれてきていると感じています。
この作品では、資本主義的価値観の一つの要素でもあるグローバルと、
そのはるか以前から存在した、ローカルの象徴する《天狗》との衝突から、
これから生まれてくる新しい価値観について探ることを試みました。
東方 悠平(ひがしかた ゆうへい) (2017年3月現在)

1982年 札幌生まれ
2006年 北海道教育大学札幌校 芸術文化課程美術コース 金属工芸研究室 卒業
2008年 筑波大学大学院修士課程 芸術研究科 総合造形コース 修了
2010年 第13回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展(川崎市岡本太郎美術館/川崎)
2011年 「神戸ビエンナーレ2011」(奨励賞)(しおさい公園/神戸)
2013年 ニュージーランドのオークランド、Unitecで滞在制作(S-AIRアワード)
個展「死なないM浦Y一郎」(Art Center Ongoing/東京)
プロジェクト「てんぐバックスカフェ」(灘手AIR2013/鳥取)
2014年 「すすきの夜のトリエンナーレ2014―コインの裏」(第21桂和ビル/札幌)
2016年 プロジェクト「てんぐバックスカフェ」
(KIITOアーティストインレジデンス2016/神戸)
●http://higashikata.com/