

アートボックスとは?
札幌駅総合開発株式会社は、JRタワー開業以来「JRタワーアートプロジェクト」を展開しています。「アートボックス」は、その一環として、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、2008年からJRタワー1階東コンコースに設置した展示スペースです。公募作品から選定された優秀作品を、順次展示しています。
今年度、第4回目の展示は、佐藤あゆみ「ここにしかみえない」です。アートボッックが設置されている駅空間は、より多くの人々が存在する空間で、佐藤は、その場所を複雑な形であったり美しく感じる空間と捉え、その人々の複雑さやまっすぐな美しさを鉄線で描く根や、芽で表現をしています。緑や光沢のある芽から、みる人に春を感じていただける作品です。是非この機会に作品をご覧下さい。
今年度、第4回目の展示は、佐藤あゆみ「ここにしかみえない」です。アートボッックが設置されている駅空間は、より多くの人々が存在する空間で、佐藤は、その場所を複雑な形であったり美しく感じる空間と捉え、その人々の複雑さやまっすぐな美しさを鉄線で描く根や、芽で表現をしています。緑や光沢のある芽から、みる人に春を感じていただける作品です。是非この機会に作品をご覧下さい。
- 展示期間
- 2018年3月1日(木)~2018年5月31日(木)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
ここにしかみえない
(作家コメント)
私は、植物たちの様子を想像し切り取り、
ガラスの中に入れて覗いてみる。
雪の下ではどんなドラマが起きているのだろうか?
ここで生きていく植物たちの根と芽は、
冬の間、雪の下で春を待ち力づよく息をし、
複雑に伸びた根は意図的にくっつき、絡み合う。
根とは違い、葉は春に向けた青空に向けてまっすぐに上をみる。
雪どけを待つ気持ちを作品にしました。
私は、植物たちの様子を想像し切り取り、
ガラスの中に入れて覗いてみる。
雪の下ではどんなドラマが起きているのだろうか?
ここで生きていく植物たちの根と芽は、
冬の間、雪の下で春を待ち力づよく息をし、
複雑に伸びた根は意図的にくっつき、絡み合う。
根とは違い、葉は春に向けた青空に向けてまっすぐに上をみる。
雪どけを待つ気持ちを作品にしました。
佐藤 あゆみ(さとう あゆみ) (2018年3月現在)

1986年 札幌市生まれ
2008年 北海道教育大学札幌校 芸術文化課程美術コース木材造形研究室 卒業
2010年 北海道教育大学大学院 教育学研究科教科教育専攻 美術教育専修(金属工芸)終了
2013年 デザイン会社退職/(札幌)、2009年から共同の工房、アトリエBeehive/(札幌)で制作
2013年 第88回 北海道美術協会展 協会賞
2014年 第89回 北海道美術協会展 新会友
2014年 [Sprouting-Garden-萌ゆる森]/関口雄揮記念美術館
2014年 [薄明光線]個展/六花亭福住店
2014年 [木と鉄のしごと]二人展/東京galleria-ACCa
2015年 第90回 北海道美術協会展 会友賞
2017年 第92回 北海道美術協会展 新会員