

アートボックスとは?
札幌駅総合開発株式会社は、JRタワー開業以来「JRタワーアートプロジェクト」を展開しています。「アートボックス」は、その一環として、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、2008年からJRタワー1階東コンコースに設置した展示スペースです。公募作品から選定された優秀作品を、順次展示しています。
今年度、第2回目の展示は、植村宏木「あえかに秘めるものへ」です。植村は、硝子で私たちの身の周りに存在している目には見えない“もの”を表現しています。それは、空気や気配、記憶など人が想い描くものであったりします。それらを可視化したものが植村の作品です。硝子で表現をするにあたり、植村は、自分の思い通りに形成するのではなく、硝子を造る過程で自然にできあがる形を尊重しながら作品を制作しています。ぜひこの機会に植村の作品をご覧ください。
今年度、第2回目の展示は、植村宏木「あえかに秘めるものへ」です。植村は、硝子で私たちの身の周りに存在している目には見えない“もの”を表現しています。それは、空気や気配、記憶など人が想い描くものであったりします。それらを可視化したものが植村の作品です。硝子で表現をするにあたり、植村は、自分の思い通りに形成するのではなく、硝子を造る過程で自然にできあがる形を尊重しながら作品を制作しています。ぜひこの機会に植村の作品をご覧ください。
- 展示期間
- 2018年9月1日(土)~2018年11月30日(金)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
あえかに秘めるものへ
(作家コメント)
北海道の地で拾いあげた様々な物に潜む、
目には見えないが知覚することのできる“もの” を捉える。
幹から離れた枝や剥がれ落ちた樹皮。
長い月日をかけて凝縮し時間の中で削り磨かれた石。
世界の欠片に潜む気配や記憶を紡ぎ、
その断片から繋がっていた多くの世界へと意識を広げる。
漂い流れる“もの” たちに一時の居場所をつくりだす。
北海道の地で拾いあげた様々な物に潜む、
目には見えないが知覚することのできる“もの” を捉える。
幹から離れた枝や剥がれ落ちた樹皮。
長い月日をかけて凝縮し時間の中で削り磨かれた石。
世界の欠片に潜む気配や記憶を紡ぎ、
その断片から繋がっていた多くの世界へと意識を広げる。
漂い流れる“もの” たちに一時の居場所をつくりだす。
植村 宏木(うえむら ひろき) (2018年9月現在)

1990年 | 札幌市生まれ |
2010年 | 秋田公立美術工芸短期大学 工芸美術学科 卒業 |
2016年 | 名古屋芸術大学卒業 美術学科 卒業 |
2015年 | 個展「日日解い」/LAD GALLERY/愛知 |
2016年 | 個展「うつしみのこと」/伊勢現代美術館/三重 |
個展「現の景」/アルテピアッツァ美唄/美唄 | |
2017年 | HIKONE STUDENT ART AWARD 2017 準グランプリ/滋賀 |
Jingdezhen Creative Autumn Fair/中国 | |
2018年 | 第7回現代ガラス大賞展in 山陽小野田入選/山口 |
富山ガラス大賞展2018入選/富山 |