

アートボックスとは?
札幌駅総合開発株式会社は、JRタワー開業以来「JRタワーアートプロジェクト」を展開しています。「アートボックス」は、その一環として、北海道のアーティストたちに新たな発表の場を提供することを目的に、2008年からJRタワー1階東コンコースに設置し、翌年から公募優秀作品4点を3カ月ごとに順次展示しています。
2018年度の作品展示は、グランプリ1点、優秀賞2点で、残る1点につきましては、該当者なしということで、第3回の作品展示は、プロポザール方式により選定された川上りえ「CLOUD ROCK (くもいわ)」です。川上は鉄の背景にある時間、空間の永遠性や、文明との関わりを手がかりに作品を制作し、本質への問いかけを行っています。今回の作品は、岩の形を模した鉄の立体を配置し、ゆったりとした永遠の時間がボックスの中に封じ込められたような状態を生み出し、普段の物の捉え方から、少し飛躍した視点や感覚を発信できたらと願っています。本展では、未発表となる作品を発表致しますので、ぜひこの機会にご覧ください。
2018年度の作品展示は、グランプリ1点、優秀賞2点で、残る1点につきましては、該当者なしということで、第3回の作品展示は、プロポザール方式により選定された川上りえ「CLOUD ROCK (くもいわ)」です。川上は鉄の背景にある時間、空間の永遠性や、文明との関わりを手がかりに作品を制作し、本質への問いかけを行っています。今回の作品は、岩の形を模した鉄の立体を配置し、ゆったりとした永遠の時間がボックスの中に封じ込められたような状態を生み出し、普段の物の捉え方から、少し飛躍した視点や感覚を発信できたらと願っています。本展では、未発表となる作品を発表致しますので、ぜひこの機会にご覧ください。
- 展示期間
- 2018年12月1日(土)~2019年2月28日(木)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
CLOUD ROCK (くもいわ)
(作家コメント)
大地の岩に想い惹かれる。
その形の中に、私達には読み取れない永い時間の記憶が内在していると感じるからだ。
ARTBOXは、慌ただしい時間を刻むJRタワー東コンコースの壁に位置している。
その中に、質量を取り除き、イメージ化した大きな岩を配置する。
岩を模した表面が包み込む「空」という間合いから、雄大な空間や時間の感覚を発信したい。
大地の岩に想い惹かれる。
その形の中に、私達には読み取れない永い時間の記憶が内在していると感じるからだ。
ARTBOXは、慌ただしい時間を刻むJRタワー東コンコースの壁に位置している。
その中に、質量を取り除き、イメージ化した大きな岩を配置する。
岩を模した表面が包み込む「空」という間合いから、雄大な空間や時間の感覚を発信したい。
川上 りえ(かわかみ りえ) (2018年12月現在)

1961年 | 千葉県柏市生まれ |
2004年 | 「フリーマン基金第11回アジアン・アーティスト・フェローシップ」受賞/VT, U.S.A. |
2006年 | 「文化庁新進芸術家海外研修」/NY, U.S.A. |
2012年 | 「札幌文化奨励賞」受賞/札幌 |
2014年 | 「Conditional Landscape」/グシュテリツァ要塞教会敷地内/Sibiu, Romania |
2015年 | 「知覚されるアート」/モエレ沼公園ガラスのピラミッド/札幌 |
2016年 | 個展[CAMPING NEAR THE WOOLEN MOUNTAIN]/ギャラリーレタラ/札幌 |
「Daegu Contemporary Art Festival in Gangjeong」/大邱、大韓民国 | |
2017年 | 個展「Landscape Will -On the Ground-」/ギャラリー門馬ANNEX/札幌 |
2018年 | 「JR Tower Art Planets Grand prix Exhibition 2018」/準グランプリ受賞/札幌 |