

アートボックスとは?
アートボックスは、2009年度から公募優秀作品を順次展示してきましたが、今年度から、作品選定の公募型コンペティションと作家選定による指名型プロポーザルの二つの選考方式で各2期分ずつ(各展示期間3ヶ月)の展示となります。
第2回目の展示は、指名型プロポーザルで選定された、藤原千也「太陽のふね」です。藤原は、主に木や光を素材として作品を制作しており、「彫ることで木が感じてきた太陽の記憶を知りたい」と、内部をチェーソンーや、おので彫り続けています。木と格闘し、一体となり、模索し、悟りや癒しを感じながら日々創作活動を行っています。木の生命力を感じる藤原の大木アートを是非、この機会にご覧ください。
第2回目の展示は、指名型プロポーザルで選定された、藤原千也「太陽のふね」です。藤原は、主に木や光を素材として作品を制作しており、「彫ることで木が感じてきた太陽の記憶を知りたい」と、内部をチェーソンーや、おので彫り続けています。木と格闘し、一体となり、模索し、悟りや癒しを感じながら日々創作活動を行っています。木の生命力を感じる藤原の大木アートを是非、この機会にご覧ください。
- 展示期間
- 2019年9月1日(日)~2019年11月30日(土)
- 場所
- JRタワー1階 東コンコース
太陽のふね
(作家コメント)
ある時から木の中を彫ることを始めました。身体を潜らせて彫り進めるうちに、少しづつ広がる割れ目から光が差し込んだときに感じたのは、木そのものが内にあるたましいを解き放とうとしていることでした。
老いた木が生き残るために内部を自ら腐敗させて空洞化させるように、私はその一部となり、木のたましいが光とともに運ばれる一瞬のうちにいるのです。
この場所で展示できることに大変感謝いたしております。多くの人が行き交うアートボックスの前でしばらく佇むうちに、永遠に連なっていく生の光景が現れた気持ちになり、木の内側の光がどこまでも続く作品にしようと制作いたしました。どうかこの作品を見て、様々な人の平和に少しでもつながることを願っています。
ある時から木の中を彫ることを始めました。身体を潜らせて彫り進めるうちに、少しづつ広がる割れ目から光が差し込んだときに感じたのは、木そのものが内にあるたましいを解き放とうとしていることでした。
老いた木が生き残るために内部を自ら腐敗させて空洞化させるように、私はその一部となり、木のたましいが光とともに運ばれる一瞬のうちにいるのです。
この場所で展示できることに大変感謝いたしております。多くの人が行き交うアートボックスの前でしばらく佇むうちに、永遠に連なっていく生の光景が現れた気持ちになり、木の内側の光がどこまでも続く作品にしようと制作いたしました。どうかこの作品を見て、様々な人の平和に少しでもつながることを願っています。
藤原 千也(ふじわら かずや(彫刻家)) (2019年9月現在)

1978年 | 札幌市生まれ |
大阪芸術大学卒業、北海道教育大学大学院修了。 | |
現在、北海道河西郡中札内村にて制作を行う。 | |
2019年 | 「松本道子ダンスコラボレーション」(自身のアトリエ/中札内) |
「はこだてトリエンナーレ」(上磯郡木古内) | |
第38回おびひろ市民芸術祭「ふたたび生成のうちに」(帯広市民ギャラリー) | |
2018年 | 「藤原千也オープンアトリエ」(自身のアトリエ/中札内) |
2017年 | 「ひかりの抜け道」(大丸藤井セントラル/札幌) |
2015年 | 「六花ファイル」(六花亭/札幌) |
2013年 | 「JRタワーアートプラネッツ グランプリ展」(プラニスホール/札幌) |
道東アートファイル「in the LIGHT / in the SHADOW」(道立帯広美術館) |