アートボックス



アートボックスとは?

アートボックスは、2009年度から公募優秀作品を順次展示してきましたが、昨年度から、作品選定の公募型コンペティションと作家選定による指名型プロポーザルの二つの選考方式で各2期分ずつ(各展示期間3ヶ月)の展示となります。
第49回目の展示は、公募作品から選定された、守屋杏「刻・積~刻まれ積もりゆくもの~」です。
守屋は、書の墨で字を描く行為を形像化する墨アート作品を制作しています。一色の濃淡で描く墨アートは、単純な濃淡・明暗の付いた線や面ではなく、「線の太さや細さ」「にじみやかすれ」などさまざまな表情や奥深さを表現しており、現代に通じるアートを探っています。
他の立体作品には見られない、見る人の想像力を掻き立てる作品となっておりますので、是非この機会に守屋の墨アートをご覧ください。
 


展示期間:2020年6月1日(月)~2020年8月31日(月)

場所:JRタワー1階 東コンコース


刻・積~刻まれ積もりゆくもの~

(作家コメント)
すべては過去の積み重ねの上に現在が成り立っている。
かつて開拓された札幌駅は、多くの人が集まる現在でも歴史を積み重ねている。
書も同様、積み重ねでできている。
一つの作品をつくるのに、何百回と書き、念が刻まれていく。
完成した1点だけが作品ではなく、その過程も作品である。
私が積み重ねてきた書の、墨で書いた「土」という象形文字を重ね合わせていく。
刻まれ積層した地層のように。
土と同じように墨は表情を変える。
墨の軌跡や色、同じものは一つとしてできない。
そんな墨象の魅力を伝えていきたい。
 


守屋 杏(もりや あんず) (2020年6月現在)

    ■略歴
    1998年 登別市生まれ
    2008年 書道を始める
    2017年 墨生会に所属
    2017年 札幌市立大学 入学
     

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