札幌駅総合開発株式会社

ウィンドウディスプレイ

JRタワーの南口壁面を飾るウィンドウアートの連なり。それは、東京・銀座 和光のディスプレイデザインで名高いアートディレクター八鳥治久によるクリエイティブワーク。2003年開業以来、そこにはさまざまな季節が描かれてきました。ときにはカラフルに、ときには穏やかに、ときには情熱的に。札幌の表玄関を飾るシーズンアートの妙をお楽しみください。

キューピッドの的 2009年 秋

愛の神であるキューピッドは、人のハートに向かって矢を放ちますが、ここでは秋の季節にちなんで収穫の神として登場、黄金のりんごや黄金のぶどうに向かって矢を放っています。これを収穫祭の奉納試合の場面とみることも出来るでしょう。全体は秋をイメージする紫色、そこに黄金色に輝く弓と矢と収穫のもの、躍動感と華やかさとを持ったディスプレイです。

八鳥治久氏 略歴

1960年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。同年(株)和光入社。
1970年から30年間ショーウィンドウ・ディスプレイを手掛ける。
2000年、同社常務取締役を経て、八鳥治久デザイン事務所を設立。
1980年、1991年日本ディスプレイデザイン賞最優秀賞。
1972年より2000年にかけて、日本ディスプレイデザイン賞優秀賞11回、銀賞3回、銅賞4回、研究賞優秀賞。
1974年 SDA賞銀賞等を受賞。
現在はショーウィンドウ・ディスプレイ、ビジュアルマーチャンダイジング等の
プランニング、ディレクション、デザインなどを手掛けている。